スピ系 ~後編~

前回からのつづきです。

また
「心が嫌がってる!無理しないで休ませないと!」という
自称ヒーラーの人(いや自分は本当にヒーラーだと信じているのかもしれないけど)。
 

勿論、中には本当に限界の方もいらっしゃいますが、
魂は頑張っているかもしれない。
ここを乗り切れば大きく成長できるチャンスかもしれないのに
その自称ヒーラーの一言のせいで折れてしまい、
ニートになってしまった人を知っています。

本当に心が嫌がっているなら何かしら見えるかたちで
(例えば蕁麻疹とか。全ての蕁麻疹がそうと言うことではないです)
現れてくるものです。

そんなことも見極められずに
ただ休めだの、ハイヤーセルフのメッセージだの
地に足のつかないことを安易に言ったりやったりしているスピ系の人は
私からみて
何の努力も経験も勉強もせず、
ただただ手っとり早い現実逃避の手段でしかないように思えるのです。
自称ヒーラーも現実逃避なので、アドバイスも現実逃避です。
自分が逃げているのに、自分を頼ってきた人に立ち向かえとは
言えないからです。

人を癒した、人を導いた(言ってみれば指図した、自分が言ったことを聞いてくれた)
という自己満足のために
あーだこーだ言ったり思ったりするのは自由なのですが
それを何の筋道や道理もなく、
あたかもそれが真実のように人にアドバイスしたり意見を押し付けたり
挙句、言ったことやしたことに責任も持たない。

ネガティブな人が無理やりポジティブになろうとするための
こじつけだったり
現実を見ていない人の逃げ道だったり
生きるのが面倒だったり
自己価値を求め彷徨う人(さすらい人)の
行き着く先がスピ系という印象が拭えません。
少なくとも私には。

キツイことを言うようですが、ただのご都合主義といいますか、
そんな人が人や人の人生に向き合えるはずもなく、
真に人助けなんて、できるわけがない。

中途半端に『スピ系」なことをやりだしている人、
もしくはやろうとしている人へ・・・

人の役に立ったり人を助けて自己価値を上げる前に
自分の人生や自分自身と向き合い、
ありのままの自分の価値を見出し
まずは自分が幸せになりましょう。
勇気を出して。

勇気を出して楽しく生きよう